皮膚科

粉瘤(ふんりゅう)おできができた

粉瘤(ふんりゅう)—一般的に見られる皮膚の腫瘍—の治療を行っています。粉瘤は皮膚の下にできる袋状の腫瘍で、その中にはケラチン(タンパク質の一種)が溜まっています。しばしば身体のどこにでも出来ることがあり、多くの場合は無害ですが、見た目の問題や、炎症を起こす場合があります。

粉瘤の治療法

当院では、粉瘤の治療において、患者様一人ひとりの状況に合わせた方法を選択しています。根治を目指す方法として、以下の二つの手術法を提供しています。

摘出術

腫瘍のサイズや状態に応じて、皮膚を葉状に切開し、粉瘤を摘出します。この手法は、腫瘍を完全に取り除くことができますが、手術後に線状の傷痕が残る可能性があります。当院では摘出術は施行しておりません。化膿した時に切開排膿は可能です。

くり抜き法

炎症のない粉瘤に対しては、くり抜き法が選択肢としてあります。この方法では、腫瘍を小さな開口部からくり抜くため、傷痕が大幅に小さくなり、にきび痕程度に留まることが多いです。当院では、可能な限り患者様の見た目の回復を重視し、くり抜き法を推奨しています。

なぜ粉瘤の治療が必要なのか

粉瘤自体は多くの場合、健康に大きな害を及ぼすものではありませんが、炎症を起こしたり感染したりすることで痛みや不快感を引き起こすことがあります。また、見た目の問題により、自信を失ったり日常生活に支障を来たしたりすることもあります。当院では、こうした問題を解決し、患者様が快適な日常を取り戻せるよう、適切な治療法を提供しています。

当院での治療の利点

専門的な診断と治療

粉瘤を正確に診断し、最適な治療法を選択します。

見た目の配慮

できるだけ目立たない傷痕で治療を行います。

個別対応

患者様の状態に合わせた治療計画を立てます。

粉瘤でお悩みの方は、お気軽に新鎌ヶ谷くぼた皮膚科泌尿器科までご相談ください。専門の医師が一人ひとりに合った治療法をご提案いたします。